不変のエネルギー
E=mc2
これは有名なアインシュタインの方程式
エネルギーと質量の等価性を表したもので、
世界一美しい方程式と言われています
しかし、
エネルギー(E)と、質量(m)と、光速(c)
これらが、どう考えても、
凡人の私の頭では、一つに結びつくとは思えない(笑)
この3つの全く異なる性質のものを イコールで表したところが
アインシュタインの凄いところ
この公式が、後に原子爆弾の開発に
繫がっていったとも言われていますが
実際には、原子や原子核といった
ミクロの世界での物理現象を数式で表したもの
原子とは、その中心が原子核で、陽子と中性子で構成されています
この原子核(陽子と中性子)は、
核分裂によって、その質量が僅かに減少するのですが
その時、陽子と中性子を結びついていたエネルギーが解放されて
とてつもなく、大きなエネルギーが発生するのです
これが、爆弾に変わるくらいのエネルギーなので
この小さな粒々を結びつけているエネルギーが
どれだけ大きいものなのか、理解できると思います
この時の
エネルギーの大きさを表したのが E=mc2
このエネルギーは
破壊するエネルギーにもなれば、
人を癒すエネルギーにもなることができる
まさに、E=mc2は、
宇宙に存在する不変のエネルギー、愛を現わしたもので
晩年、アインシュタインは
すべての本質は、愛であることを
この方程式によって示しました
愛とは何か
物事を「善、悪」で捉えたとき
愛は、善側であることに
異論をとなえる人はいないでしょう
しかし、悪も愛だというと
多くの人は反対するでしょう
では、
どこからどこまでが善で
どこからどこまでが悪なのか
その境界線は、どこにあるのか
答えることが出来るでしょうか
すべての物事には、必ず「極」と「極」が存在し
そのあいだは、グラデーションになっていて
はっきりと、分けることなど出来ないのです
なので、善も悪もない
極と極が、存在しているだけ
それが、愛です
エネルギーに、善悪が存在しないのなら
愛にも、善悪は存在しない
「極」と「極」
そのあいだに、無限の可能性が存在しているだけです