「色」と「空」

私たちは「色」と「空」を行ったり来たりしています


「空」とは、空っぽという意味ではなく

すべてが詰まった 情報の源

前回、お話したゼロポイントフィールドのこと




我々の肉体や 物質を構成している
すべての材料 (情報) が そこに たたみ込まれています

つまり、すべての可能性が「空」にはあります

「色」とは、その可能性が形になって現れた世界  



「空」が全体意識で 可能性の世界

「色」が個別意識(自我意識)で現象の世界

私たちの本質は「空」にあります



量子力学的に言うと

この世界は、「空」になったり、「色」になったり

超高速でこれが繰り返されている


色即是空、空即是色、色即是空…  




現れたり (色)、 消えたり (空)・・・




蛍光灯のように

ついたり、消えたり を繰り返している感じですが

それがあまりにも速いので、肉眼では見えません(笑)

(10のマイナス100乗(秒)といわれています)


「空」から「色」が現れては消え、現れては消えていく



変化という現象が、繰返し起きている



「今」が現れては消え、「今」が現れては消える

「今」の連続がこれです。


これが、変化 (現象)しかない という意味

なので、現れているものは、実体ではなく 変化なのです




今、現れている今は、今より前の今とは既に違います  



「過去」とは、過ぎ去った「いま」のことで

そして「未来」とは、未だ来ない「いま」のこと





つまり、常に「今」以外、存在したことがないのです

常に「今」が起きている



「過去」や「未来」は存在しない

変化だけが起きている


これが、「過去」と「未来」の実体です




この世界では、変わらないものなど何一つない




しかも、すべてのものは

やがて朽ち果て、消えていきます




これこそが、実体がない証拠


そして、それらは

色 (形) がなくなるだけで、その材料 (情報) は

又、空 (源) に戻っていくだけです




「今」だけが

「今」まさに「今」現われ、

「今」すぐに「今」が消えていく


常に、「今」しかない


ですが、自我は、「色」(現象)を認識しながらも

「今」を認識出来ません


それは、自我が、過去や将来のことしか考えられないので

「今」にいることができないのです



そして、自我は、いつも 何かを期待しています

その期待から、不平不満などの様々な感情が生み出されます



それに、飲み込まれてはいけません

それに、惑わされてはいけません



その湧き上がる感情は、あなたではありません




本当のあなたは、時間と空間を超えたところで

この3次元世界を体験している「多次元存在」です




「自我」は、この3次元世界で

「肉体」の操作を担っている重要なシステム



それは、システムであって、あなたではありません

(肉体を動かすためのソフトウエアのようなもの)


それらを使って体験しているのが、「本当の私」です

肉体とマインド(自我)を通じて、今も体験しています


いつも一緒にいて、いつも見守ってくれています



決して、見捨てることはありません



なぜなら、それはあなた自身だから





マインドが停止した時、「本当の私」が現われます


(心を落ち着かせ「空」に戻りましょう)

(リラックス、リラックス・・・)




これが、「本当の私」(笑)

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