私たちが見ているものの正体
私たちは、いつも何を見ているのでしょうか?
実は、見ているのではなく
目の前にそれが、現われているのです
何が現われているのかというと「今」です
「今」とは、完ぺきさの現われであり、
常に私たちに完ぺきな経験を与えてくれています
「今」、目の前に現われているそれが、そうです
だから、「今」以上の幸せはやって来ないのです
「今」が、ずーと幸せなのです
「今」は、ずーとそれを私たちに教えてくれています
それに気づいてくれることを「今」か「今」かと
待っています(笑)
エゴが教えていることは、すべてウソです
いい時もあれば、悪いときもある
上がることもあれば、下がることもある
と教え、一喜一憂することを喜びます
いつも、何か足りない
もっと、もっと・・・ と教え
手に入れても、決して満足することはなく
さらに、もっと、もっと・・・ と教える
一体、いつまで続くのでしょうか?
やめない限り続きます(笑)
どこまで行っても、幸せにはたどり着きません(笑)
どこまで行っても、ゴールに辿り着けない仕組みだからです
でも、その仕組みから外れてみたとき
「今」にしか幸せがないことに気づきます
真実とは、「今」あなたの目の前に現われている
あるがままの「今」です
私たちは、頭の中でつくられた幻想を
あるがままの「今」と重ね合わせてこの世界を見ています
エゴによる解釈が加えられた世界です
それは真実ではありません
すべてエゴが作り出した幻想です
その幻想から目覚めたとき
顔を出すのが、完ぺきな「今」です
私たちは、完ぺきな状態でここに生まれてきて
完ぺきな状態で「今」ここにいる
始めから必要なものは、すべて与えられていて
手に入れなければ、ならないものなど、何もなくて
ただ、愛が「今」を通して
目の前に現われているだけです