あいだ

私たちの現代社会は、既に限界を迎えていて

これ以上の成長は望めない。


しかも、どんな素晴らしいアイデアでも、

私たちの認知バイアスが邪魔をするので

既存の枠組みから抜け出すことが出来ない。



そのジレンマに経済学者たちも苦しんでいる。

そこで、今、注目されているのが

量子力学、仏教や哲学を経営に取り入れようとする動きです。


経営にも、二元論を超える新たな世界観が必要になってきたという訳です

そのひとつが「あいだ」の哲学


これからは、「あいだ」が大きなキーワードになります。

(日本語では、間(あわい)とも言います)

(日本語はとても繊細で微妙なニュアンスを上手く伝えています)


「あいだ」とは何ですか?  と聞かれたら

「愛だ」と答える


では、愛はどこにあるのですか?  と聞かれたら

「あいだ」と答える


では、

あんた、そこに愛はあるんか?

と聞かれたら
(アイフルのCM 最近気に入っています)(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=iXzgToYD1a0


大地真央先生、そこには愛なんてありません。

「あいだ」にありますと答えます。(笑)

これは、洒落ではなく、本当の話

私たちの二元の世界に、愛はありません。

私たちが二元の世界で見ているものは

ノイズです。



ノイズとノイズの「あいだ」にあるもの

それが愛です。


愛は、無限に広がる原っぱのようなもので

見ることも触れることも出来ないけれど

確かに存在しています。


この無限の空間こそが愛

すべての存在基盤


なので、分け隔てなく、万物を無条件に受け入れている。

私たちの二元の世界が、ここに存在しているのも

ベースの愛がきちんと「あいだ」に存在しているから


ただ、私たちの二元の世界では、ベースの愛ではなく

損得が優先される取引の世界をベースにしている。


愛も取引の材料として使われてしまうのです

だから、そこには愛はないのです。

それらは、すべて条件付きの愛です。


それらは、幻想です。

私たちが見たり聞いたりしているのはすべてノイズです。

真実はその「あいだ」にあります。

音と音との「あいだ」に広がっているものが愛

音と音の「あいだ」に耳を傾けてみましょう。

そこには常に静寂が存在しています。

ノイズが完全に消えた時、姿を表すのが愛です。

私たちはノイズに惑わされ、愛を見失っているのです。

見えるもの、聞こえるものに惑わされてはいけません。


それらは、

時には心地よく聞こえてくるかもしれませんが

あなたを混乱させるのも得意です。

それらがうるさく感じた時には

「あいだ」に耳を傾けてみて下さい。   



(おまけ)

私たちは、日々、様々な出来事に遭遇し

一喜一憂しています。

この日々の出来事以上に

この世で最も不可思議な出来事は

人間が生きているという出来事です。

しかも、

私たちは、なぜ生きているのかわからず生きています。(笑)

私たちは、生きているようで生きていない

正確には、生かされている

愛はそれに気づいてくれるのを待っています。

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