自由なる響き


「サウンド オブ フリーダム」という映画を観てきました



児童人身売買という

非常にショッキングなテーマを扱った映画ですが、

絶対に見た方が良いとすすめられた映画です


なんと、この映画実話だそうです




人の子供 (この映画では神の子) を勝手に誘拐して

売りさばく業者が、実際に存在していて


子供たちが

まるで物のように扱われ

いくつもの仲介業者に、何度も売買されていくのです



お金のために、大切な子供たちが犠牲になっている


人の未来も、人の幸せも、人の命までもが、お金で取引されている

にわかに信じがたい話ですが、実際に起きていることなのです



私たちのこの世界は、相当闇が深いです








冒頭に「実話に基づく」とテロップが流れているとおり

映画の主人公である潜入捜査官も、実在の人物だそうです


様々な妨害があって、公開までに5年かかったそうです


映画の中で

誘拐された子供の父親が、主人公の捜査官にこんな言葉を吐きます


娘のいないベッドが、今もずーとそこにある


あなたは、その横で、眠ることが出来るか




胸が張り裂けそうになりました


そして、被害に遭った子供たちの恐怖は想像を絶します






そして、これは遠い国の出来事ではありません

日本でも、年間8万人の人が行方不明になっていて

内10歳未満の子供たちが、年間1,000人を超えています



痴呆症などの疾病によるものではなく、
子供が勝手に出て行くことも考えられないので


日本でも、何らかの事件や事故に遭遇している子供たちがこれだけいるのです



人身売買は、世界中で行われていて

1,500億ドル(22兆円)市場だそうです


兵器の市場が、約2,000億ドル(30兆円)です



世界では、

非人道的に使われているお金が、こんなにもたくさんあるのです



この世界はどこまで行っても

極と極



そこには、善と悪が存在し

極善もあれば、極悪も存在します









映画の中でも、

警察でも手が出せない相当危険な地域が、実際に存在し

誰も近づくことはできません



ですが、この映画の主人公のように

自分自身の危険を冒してまで、現場に潜入し

子供たちを救おうとする人がいるのも事実です



極悪に対して、極善の人たちです




そうした人たちによって、闇は暴かれています


この映画、劇場公開では珍しく

最後に、主演の俳優さんのメッセージが流れます


そのメッセージが心をうちます


児童人身売買という決して触れてはいけない闇



そして、あまりにも衝撃過ぎる内容ですが

非常に考えさせられる映画でした


9月27日に封切りされ、現在公開中です

予告編  https://hark3.com/freedom/



劇場の数や時間帯も限られていますが

映画としても非常に良く出来ています


終わってしまう前に、是非、観てみて下さい




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