どっちの幸せ?
「幸せ」には2種類あるようです
「気づく幸せ」と「築く幸せ」
人はだれもが「幸せ」になりたいと願う
どうしたら幸せになれるのかしら?
お金を一杯持っていることが幸せの条件だとしたら
どうやってお金を稼ぐかを考えます。
これが考える幸せ、「築く幸せ」になります。
たくさん稼いで幸せになるぞ!
こちらの幸せに人気があるのも確かです
なぜなら、わかりやすいから(笑)
それはそれで良いのです
もう一つは、「気づく幸せ」です。
覚者と言われる中村天風さんが不治の病で苦しんでいたとき
治療法が見つからず絶望の淵の中、帰国
途中、カイロでインドの聖人カリアッパ師と出会います。
師は、天風さんに尋ねます
お前は、病気を治したいのか
はい、そうです。
幸せになりたいのか
はい、なりたいです。
ならば、今すぐ幸せになりなさい!
そうすれば、今すぐ病は消えるだろう
天風さんは弟子となり2年半、師の元で修行を行い、
悟りを得て病気を克服、帰国します。
カリアッパ師がいう幸せとは、
感じるもの
Feel, don’t think (スターウォーズでもおなじみの台詞)
この感じる幸せこそが、本当の幸せ
この幸せは、いつも「今」ここにしかありません
これが、「気づく幸せ」です
すべては「今」ここにしかないのです
チルチルミチルの話もこれと同じ
二人が「幸せの青い鳥」を探しに旅に出かけます
しかし、その鳥は見つからなかった
目を覚ましたときに、その鳥が目の前にいることに気づきます
気づいてみれば
一周回って、元の位置
よくありますね(笑)
陰極まれば陽です
「築く幸せ」と「気づく幸せ」
一生懸命、考えて、努力して、
手に入れた「築く幸せ」も
「幸せ」には変わりありません
たくさん楽しめたのなら
それもOK!
いい悪いはありません。
ただ、
疲れたときには、いつでも「今」ここに戻って来て下さい(笑)
一緒に、
あるがままに寛ぎましょう
慌てない、慌てない
一休み、一休み
これが、一番の幸せかも(笑)
(おまけ)
成功したら、幸せになれるのではなく
幸せだから、成功しているのだ
悪いことをしたから、地獄へ送られるのではなく
「今」この瞬間に幸せでいられないことが、地獄なのです
(地獄は死んでから行くところではありません)
幸せでいましょう
どこかにいく必要など
本当は何も無いのです