「当たり前」の解体
先日、
アーティストのスギヤマ先生を招いて
当たり前を解体する
経営者向けのアートワークショップを開催しました
スギヤマ先生は、画家としても有名な方なのですが
俳優やミュージシャンとしても活躍されている多彩な方で
https://www.youtube.com/watch?v=Mb1dLdX4PMI
なによりも、デッサンを通して
その人の本質を見抜き、
それを分かりやすく解説、言語化できる能力に優れています
その人の「考え方のクセ」を適切に見抜いてくれます
「当たり前」とは、
その人の勝手な思い込みや決めつけのことで
人は、それぞれ独特のクセを持っていて
それがコミュニケーションの妨げにもなっています
真のコミュニケーションを行うためには、
一旦、この「当たり前」を解体し、
フラットな状態から物事を観ていく必要があります
それが、「ありのままを観る」
「ありのままを感じる」ということ
その瞬間、今まで問題として捉えてきたことが
問題ではなくなります
問題の多くは、
私たちの思い込みや「考え方のクセ」によって起きています
脳がそれを認識できたとき、書き換えが起こります
それが、脳のアップデート
今まで見えなかったものが見えてきます
脳は、記憶装置ではなく、受信器に近い
なので、一旦、脳がアップデートされると
受信能力（認知力）があがるので
視覚から受け取る情報の質や
思考の選び方が変わってきます
すると、目の前の現実が、どんどん変化していきます
それを起こさせるのが、今回のアートワーク
それには、身体機能を使って、
脳に認知させるのが一番効果的なのです
必要なのは、紙と鉛筆だけ（笑）
実は、昨年、スギヤマ先生のアトリエにお邪魔した際、
簡単なワークを体験させてもらったのですが
今までに感じたことのない衝撃を受けました
（アトリエはこんなところです）
https://www.youtube.com/watch?v=64wWbqQhYMk
いかに自分が物事をきちんと観ていなかったのか
本当に、ぐうの音も出ない体験をしました
何よりも、スギヤマ先生の解説が本質をついていて
どんな質問に対しても
それが、「万人の答え」として返ってくることです
このアートワークの凄いところは
どんな人でも
デッサンを通して、即効果が実感できることです
しかも、絵の描き方は一切教わりません（笑）
ただ、見え方が変わるのです
すると、誰もが絵が上手くなります（笑）
ちなみに、これが私のアップデート前
こちらが、アップデート後
リンゴがよりリアルに、浮き上がってきます
見え方が変わるとこうなります
私だけではなく、全員こうなります（笑）
複数の人と一緒に、
同じ場所で、みんなで集中してやると
アップデートが、起きやすい
なぜなら、「量子もつれ」によって、
全員が全員の情報を共有するからです
理解も早くなります
結果、全員の絵が上手くなるのです（笑）
あっという間に時間が過ぎていく不思議な体験です
興味がある方は、ご連絡ください
次回また、開催しようと思っています
（おまけ）
スギヤマ先生のワードで心に響いたものをメモしました！
参考になると思うので、ご紹介します
・始めから、輪郭を正確に描くことなど不可能
・間違ってはいけないとか、考えなくていい
・始めから、正解を求めるのではなく、
修正を前提にアップデートしていけばいい
・正解は常に変化しているし、
実は、正しい答えも本当は存在しない
・自分を放棄して、修正を前提に描く
・輪郭を先に描く、あるいは、
輪郭を強く描くのは、安心感を得たいから
・人は、常に不安を抱えている
・しかも、全員が共通の不安を抱えている
本当はそれさえも存在しない
・何かに集中すると恐怖はなくなる
・私を忘れると観点がアップデートされる
・分からないことはリンゴに聞いて下さい
・リンゴに集中させられてください
・絵を描くのは通訳と同じ、私情を入れない。
・モチーフに集中する、すると絵がきれいになる
・人は不安だから、やり方に頼る
・不安を前提に、分からないことを前提に、
相手に真摯に歩み寄る
・相手に近づけば近づくほど、相手は裏切らない
今回のワークで色んな気づきがありました
本当に強い人は、
自分で自分のことをよくわかっている人だと思います
強いところも、弱いところも含めてすべてです
だから、立ち居振る舞いが自然で
傍から見たら、スキがないように見えるのです
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