曖昧(あいまい)


日本語には、あいまいな表現が多い



「最近どう?」

「まあまあかな~」




「うまくいっている?」

「うん、ぼちぼち」







どっちやねん! 


これで通じ合えるのが日本人です(笑)



以心伝心



なんとなくわかる、なんとなく通じるのです



このなんとなくが大切です

あいまい、グレー  



それが、ちょうどいいのです







これは、日本独特の文化なのかもしれません

欧米では中々通じません(笑)



日本人は、これでうまくやってきたのです




日本的経営の特徴は

最初から白黒を決めないやり方です




グレーのまま進んでいって

何かあったときに、白か黒かを決めていく




白に近い黒や、黒に近い白など

その場に合わせて、柔軟に対応していくやり方です



白黒はっきりさせるのが、あまり得意ではないのです






グレーでいい時は、グレーのままでいい

争い事も、あまり好みません




欧米はこの逆です  



最初から白か黒かを決めてから

物事を進めていきます     



いいか、悪いか

最終的には、勝つか、負けるかです







支配するか、されるか  

その繰り返しです




このやり方だと

勝った方は、いいのですが、負けた方は悲惨です



勝った方も、永遠に勝ち続けることなどできません

ビジネスでも、この欧米のルールが主流  




グローバルスタンダードと言えば聞こえはいいのですが

結局は、勝ち負けの世界です







日本人は調和を重んじる国民性なので、

このルールだと、うまくやっていけません




幸せを感じることが少なくなっていくのです

日本人には合わないのです




では、自然の摂理

もっと言うと、宇宙の仕組みはどうでしょうか?




宇宙は、勝つか負けるかといった二元論ではありません

2ではなく3で出来ています




三位一体とか、造化三神…  

よく3が使われます








癒しやリラクゼーションで使われるソルフェジオ周波数も

すべて3で割り切れる周波数です



この世はすべて、「対」でできていて、

「対」には、必ず間(あいだ)があります









つまり、すべての成り立ちには

「極」と「極」が存在し、その中間には「あいだ」が存在します

(過去ブログ  「あいだを生きる」




3で成り立っている


それが自然なのです






天と地、そしてそのあいだ

北極と南極、そしてそのあいだ

好きと嫌い、そしてそのあいだ

善と悪、そしてそのあいだ




好きでもないけど…  嫌いでもない


この「あいだ」が、ちょうどいい(笑)





私たちは、近年、

「正しい答え」を求めることが、当たり前になり  

二元論で物事をとらえる傾向が強くなっています







YESか、NOか

右か、左か

正しいか 正しくないか




ところが、数学とか計算以外は

正しい答えなんて、存在しません




本来、物事とは、白黒はっきりできないものがほとんどです

そういうものなのです




それを、白黒はっきりさせるから、無理が生じます

だから、あいまいでいいのです






これが、本来なのです



私たちは、分類すると

極と極、そしてそのあいだ

この3種類に分けられます




正確には

極と極のあいだは、このようなグラデーションになっていて




その両端が、極と極です 

あいだは、どんなものにも必ず存在しています


善と悪にも

極悪と極善があって、



そのあいだには

中途半端な悪と

中途半端な善が、多数存在しています




恐らく、私たちも中途半端な「善よりのあいだ」にいます






知らんけど


このあたりも、あいまいです(笑)




古来から日本人はそれがわかっていた

それが心地いいことも

そして、あいだには様々な人が存在することも




唯一、言えることは

極と極、そしてそのあいだには

決して、同じ人はいないということです




重なり合うところはあっても

全く同じ人など、この世には存在しないのです




この広い宇宙の中で

私は、私しかいない




宇宙から見たら点にも満たない

小さな小さな存在ですが、

私たちは全員、唯一無二の存在なのです





宇宙は、決して同じ人をつくらない

ここに、宇宙の大いなる意図を感じます




この宇宙は、始まりもなければ終わりもない

そして、止まることなく動き続けています


そして、宇宙全体が

すべて同時に動いています





宇宙全体が生きている

成長している



成長とは、変化です

宇宙全体が、変化を続けています




なので、

この世に生まれてすぐの私と

一生を終えたときの私は、全く違う私になっています




経験を通して、人は変化していくからです

しかも、その経験も、人によってみんな違うのです








あなたはあなたのままで、いいのです

生きたいように生きれば、いいのです



なぜなら、それが宇宙の望んでいることだから

だから、初めからみんな違うのです




違うのが当たり前なのです

そのようにできているのです




違いを理解し合えば、

この地球上から、争い事はなくなります






違いを楽しめば、それでいいのです




私たちにできることは、

一人一人が誰よりも、最幸に楽しい人生を送ること

ただ、それだけです




誰が何と言おうと

あなたは、この宇宙で唯一無二の存在です



それだけは、揺るがない真実です







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