演技とは、縁起
「何か」を伝えたい
表現したい、分かってもらいたい ・・・
このような思いは、誰にでもあります
人は、自分が経験したことを誰かに伝えたい生き物です
それが、相手に伝わると、うれしく感じます
これが、コミュニケーションです
赤ちゃんは、泣くか、笑うかしか出来ませんが、
お母さんに、自分の気持ちをきちんと伝えています
お母さんも、赤ちゃんの気持ちをしっかりと
受け取っています
このように、言葉を使わなくても、
心と心が通じ合うとで、コミュニケーションは成り立ちます
先日、画家であり、
俳優でもあるアーティストのスギヤマ先生と
演劇を通じて
表現力やコミュニケーションを身につける
ワークショップを開催しました
演劇は、初めての体験でしたが、
演技とは、ウソを演じることではなく
実際、俳優さんが役を演じている時、
何が起きているのかというと
実は、俳優さん同士で
心と心のコミュニケーションが、そこで起きています
それが、演技としてそこに現れているだけなのです
人は、心と心が通じ合うと、
素人でも、演技が成り立ちます
実際にそれを体験することが出来ました
勝手に、涙があふれてきたりします
リアルにそれが、起きてきます
演技とは、まさに縁起
心と心が通じ合った時、
縁というエネルギーがそこに起きてくるのです
演技とは、上手にウソを演じることではなく
心と心のコミュニケーションだったのです
心と心が通じ合うと
ウソはつけないということも、よくわかりました
人が映画やドラマに、はまる理由もよくわかりました
人は、それを見てリアリテイーを感じるからです
役や設定が、どうであれ
目の前で演じている役者さんには、ウソがない
だから誰もが、共感できるのです
プロの役者さんでも
ウソがあると演技は成立しない
ウソとは、表面的な意識です
なので、すぐにバレます
人間の本質は、心です
心では、ウソはつけません
心で観ることを心眼と言いますが、
お互いが、心眼
心と心でコミュニケーションをとるようになれば、
ごまかしが、効きません
これから、時代はより本質なものへと向かいます
本質へ向かえば、向かうほど
言葉が要らなくなるので
コミュニケーションの方法も変わっていきます
近い将来
テレパシーで会話できるようになると、
ウソが、つけなくなります
というより、思ったことがすぐに伝わるので、
ウソをつく暇がない(笑)
ウソをつく必要性がない社会
これが、本来の我々がいる世界です