見えない鎖
サーカスにいる像は
とても小さな鎖に つながれています
(どう見ても不自然ですね)
あれほど、大きな体をしているのだから
自力で鎖を引っこ抜けば、逃げるのは簡単です
なのに、鎖につながれたまま
同じところをグルグル回っているだけで
決して 逃げようとはしません
なぜでしょうか?
像は子供の頃に連れてこられ、すぐに鎖につながれます
何度も逃げ出そうとするのですが
「鎖」が邪魔をして、逃げられない
いつしか、像は逃げることを諦めます
そして、「逃げられない」と思い込んだまま
大人になっていきます
体が大きくなり、いつでも逃げ出せるのに
「逃げられない」という「思い込み」だけは消えません
こうして「思い込み」という囚われは、強烈に自分自身を支配していくのです
一度、諦めてしまうと(囚われてしまうと)
気づくことは、非常に困難です
私たちは、小さい頃から親や学校、様々なメディアを通して
「こうあるべき」
という見えない価値観に 縛られていきます
それは、子供から大人になっても変わりません
兄弟が出来ると
お兄さんとは、「こうあるべき」
母親になると、
母親とは、「こうあるべき」
そして、子供に対しては「こうあるべき」
と教育していきます
それが、ずーと続いていきます
私たちは、本来の自分とは別の
「役割」というものに支配されていきます
そして、「役割」を演じることが人生へと変わっていきます
「人に迷惑をかけてはいけない」
「あれをしてはいけない」
「これをしてはいけない」
そうして、子供の夢を潰していきます
子供たちも、
そういうものだと
無条件に受け入れていきます
大体の子供は、やりたいことの大半を諦めてしまいます
これが、世間様とか 世間の常識といわれる
「囚われ」という「鎖」です
がんじがらめに縛られていきます
本当は、世間様なんて どこにもいません(笑)
私たちが作り上げた概念、幻想です
今は、エネルギーが変化しているので、
目覚める人が増えています
そして、これからも それはどんどん加速していきます
私たちを 牢獄に閉じ込めてきた「鎖」
それらは、すべて幻想です
私たちが、本来いる場所は
「鎖」につながれた牢獄ではありません
「鎖」は、いつでも外すことが出来て
解放は、既に達成されています
私たちは、既に 自由なのです
「鎖」を外すか 外さないか
選ぶのは、あなた自身です(笑)