I am you
特別と言う言葉に私たちは弱い
私たちは特別になろうとします
特別になることで人よりも優位に立てるから
これが、他者から自分を守ろうとする
エゴの正体
エゴは相手の中に自分を見て、恐れる
そして、他者と自分を分離させ、その恐怖から逃れようとする
それが、特別 特に別けられた存在
本当は、私とあなた(I and you)ではなく
I am you(わたしはあなた)
エゴはそのことを忘れ
常に私たちに欠乏感を抱かせ
「今」この瞬間、すべてが満たされていることを忘れさせる
エゴは常に「今」から意識をそらし、
私たちが「愛」であることを忘れさせる
エゴは自ら問題を起こす原因を集め、
私たちが「愛」に戻ろうとすることを妨げる
これが日常繰り広げられているエゴの攻防
エゴに、実体はない
私たちを愛から分離させるネガティブな反応のこと
厄介なことに私たち全員がこれを共有している
その根底にあるのが、罪悪感や恐怖
エゴは問題を引き起こしても
解決する力を持ち合わせていない
その証拠に、未だかつて
この世から問題が完全に無くなったことなど一度もない
エゴは根本的な解決方法を本当は知らないのです
エゴはそれに気づかれるのを恐れる
なぜなら、それに、気づかれると
本質である愛に取って代わられるから
なので、エゴは常に、私たちの意識を愛から遠ざけます
次々と問題を引き起こします
決して落ち着くことはありません
問題をなくす力など、エゴにはない
本当にそれができるのは愛だけ
それに気づくまでは、ずっとエゴに振り回されます
本当は分離している存在など何一つない
いつだって I am you
そうだ! あなたもわたしもひとつだったよね
それを思い出した時、「愛」以外のすべてが消滅します
(おまけ)
先日、京都の「鈴木敏夫とジブリ展」に行ってきました
千尋が迷い込んだ、幻想の世界「湯屋」
そこでは、自分の名前を覚えていることが一番難しい
名前を忘れてしまうと、そこから出られない
千尋は、自分の名前を忘れず、最後まで自分を見失わなかった
本当の自分を思い出した時、すべての迷いが消え
真実が顔を出す そして、幻想の世界から解放されます
(入り口付近にあったドデカい湯屋の絵)
本当の自分の名前を「愛」に例えるなら、
私たちが、それを完全に思いだしたとき
今まで起きていたストーリー(幻想)がすべて消え失せ
夢から目覚めます
愛とは、夢から目覚める力です